日本生協連は節目となる第60回通常総会を6月18日開催しました。総会には代議員878名の内867人(実出席514名)が出席し、
第11次全国生協中期計画、2009年度事業報告と決算、2010年度事業計画と予算、医療福祉生協連への加入など11議案すべてを賛成多数で可決し終了しました。
北海道からは道生協連、コープさっぽろ、道学校、網走学校の13人が代議員として出席しました。
今年から総会は1日開催となり、午後3時に終了した後に「全国コープ共済生協連」の総会が引続き開催されるという慌しい日程となりました。
●「協同と持続可能な社会形成への弾みとしたい」と会長挨拶
今総会で論議いただく「第11次全国中計」の第1の視点は「生協への信頼の再形成」としました。商品事故・事件が起こるたびに危機を想定したマニュアルを整備し再検討しますが、
ミスや抜け落ちで事故や事件は起こりうるものだということを痛感します。この時に何よりも大切なことは消費者の想いを受け止め、どう対応するかです。
(中略)先般のニューヨークのNPT再検討会議に向けて、100名を超す代表団を派遣し、現地で、被爆者の活動をサポートするなど被爆の実相を広げる活動に取り組みました。
そしてNPT再検討会議では、10年ぶりに最終文書と廃絶に向けた実施計画が採択されました。今後は核兵器の廃絶に向けて、採択された行動計画が実行されるよう見守り、
廃絶への道筋をつけさせるため平和に取り組みましょう。2012年は国連による「国際協同組合年」であり、日本生協連の60周年でもあります。地域社会における協同組合の役割を高め、
情報を発信し、持続可能な社会への弾みの年としたいと思います。
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