今回の連続台風7、11、9,号の被害は、北海道全域おいて、水稲、たまねぎ等の冠水、スイトコーン倒伏、ヒニールハウス、牛舎等損壊、牛乳の廃棄、農地浸水12,094haなど、9月13日現在、総額1680億円(道路被害・農作物・畜産・漁業・河川など)に膨らんでいます。更に10号の被害は、死亡2名、不明2名、全半壊20軒、一部損壊330軒の家屋被害、農地浸水12,311ha、農業施設損壊2514棟の被害を受けています。「一夜にして畑が流木と泥の湖になった」「長年維持してきた表土が流され、元の畑に戻すのに10数年かかる」と嘆く農家の人々、農業大国の北海道にとって大きな打撃を受けました。いまだにJR、国道4路線5区間、道道23路線29区間の通行止めが続いており、物流、観光に大きな被害が出ています。 更に、農地の被害は今年度の農産物への被害に留まらず、来年以降の農産物の生産高に影響が出ることが予想されます。食糧自給率200%(全国平均39%)の北海道の長期に渡る農地被害は、全国の食糧状況にも関わる問題となります。
北海道生協連の呼びかけを受けて、早速コープさっぽろでは、宅配・店舗での支援募金を組合員に呼びかけています。 他の支援募金が続き大変な時期ではありますが、状況をご理解の上、可能なご協力をお願いする次第であります。 ご検討を宜しくお願い致します。
北海道生活協同組合連合会 会長理事 麻田 信二
実施要領 送金通知書
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